【HTV9リレーエッセイ】
JAXA HTV技術センター
HTVシステム/WLD(ワイルド)担当
則武諭
HTV1からHTV9まで設計・製造・運用に関わっています。当初は推進系と運用の担当で、HTV7からはシステムおよびミッション機器の担当になりました。WLDでHTV9の最終ミッションに花を添えられればと思っています。
思い出
HTV1のつくばシステム試験及び射場作業とHTV6での打ち上げ延期、HTV9でのWLD担当など、体力的・精神的に試される局面に幾度も遭遇しましたが、まわりの協力のおかげで全て最終的には良い結果に持ち込むことができました。お陰様でタフ(決して鈍感ではない…はず)になったと思います。
photo 1.
#simulation
NASAのJSCにて。ISS訓練で宇宙飛行士も利用するロボットアームのシミュレータを体験。Cupolaのモックアップの中に入り、軌道上と同じ操作卓を駆使し、実際の宇宙飛行士の気分を体感しながら無事HTVをCaptureできました。
写真の一番左が自分です。決して遊びではなく、HTV運用のため訓練です!
photo 2.
#timelapse
宇宙飛行士が撮ったタイムラプス用のHTV7写真素材が大量に存在することに気づき、だれかが動画化するのを待っていられず自分でタイムラプス動画を作成(写真はこの素材の一部)。その後きれいに編集していただき、素敵な音楽も添えてJAXAのYouTubeにアップしていただきました。アップされたのは720pですが、素材としては4Kもあり、言葉を失うくらい感動しました。感動的な写真を撮ってくれたESA宇宙飛行士のAlexさんに感謝です。
AlexさんはHTV7以外にも素敵な写真・タイムラプス動画を撮っています。
photo 3.
#WLD
HTV9に搭載されるミッション機器。WLDはHTV Wireless LAN Demonstrationの略で、通称「わいるど」と呼んでいます。無線LANでISSとHTV間で通信し、HTVから見たストリーミング動画をISS側に送信したり、大容量の技術データをISS側に送信したりします。HTV-Xで必要な技術を事前実証するという重要なミッションを実現することに加え、地上では当たり前のことを宇宙でも当たり前に簡単にできるようにし、また関係者でなくても一目で概要...