「こんなにしてあげたのに」と、心の中でつぶやいていませんか。
精神科医として伝えたいのは、その言葉は相手の冷たさから出てくるのではなく、自分が先に積んでおいた期待から出てくる、ということです。
洗い物を先に片づけた夜。「ありがとう」のひとことがあると思っていた。言われずに終わると、胸にさびしさが残ります。でも相手は、何も悪いことをしていません。ずれていたのは相手の行動ではなく、こちらが黙って置いた期待のほうなのです。
だからといって、期待する自分を責めなくていいのです。期待は、その人を大事に思っているから出てきます。どうでもいい相手には、そもそも期待しません。やめるのは期待そのものではなく、黙って積むほうだけ。「ごみを出してくれると助かる」と先に言葉にする。してもらったことは、その場で「ありがとう」と伝える。それだけで、外れる期待は減っていきます。
この投稿を【保存】して、「してあげたのに」が浮かんだ夜に読み返してください。期待が減ると、感謝が増えていきます。
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