断るとき、つい理由を三つも並べていませんか。
精神科医として伝えたいのは、断る言葉は短いほど誠実に伝わる、ということです。
「その日は用事があって」と理由を差し出すと、相手はその理由を解決しようとします。「じゃあ、別の日は?」と返ってきて、断ったはずなのに交渉が始まってしまう。理由を並べるほど「説得すれば動いてくれる人」に見えてしまうのです。
理由を並べてしまうのは、相手を傷つけたくない優しさの癖で、性格の欠点ではありません。だから直すのは性格ではなく、言葉の長さだけでいいのです。「その日は難しいです」。この一文を決めておいて、理由を言いかけたら一度のみこむ。断ったあとの静けさは、三つ数えて待つ。それだけで、断る言葉は完成しています。
この投稿を【保存】して、断りづらいお誘いが来た日に読み返してください。あなたの優しさはそのままでいい。理由は、なくていいのです。
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